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気を付けて!熊本でも増加中!屋根点検商法!!
2026.07.13
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屋根点検商法に注意!熊本でも増えています!!悪質業者の手口と対策を徹底解説!!

「近くで工事をしていたら、お宅の屋根が傷んでいるのが見えました!!」
そんな言葉で突然訪ねてくる業者にご注意ください。
これは「屋根の点検商法」と呼ばれる悪質な訪問販売の典型的な手口で、全国的に相談件数が急増しており、地震や台風で屋根修理の需要が高い熊本県内でもトラブルが増加しています。
本記事では、屋根点検商法の実態、熊本で増えている背景、悪質業者の見分け方、被害に遭った場合の対処法までを、消費生活センターや警察の公表情報をもとにわかりやすく解説します。
目次

- 1. 屋根点検商法とは何か
- 2. なぜ熊本で屋根点検商法が増えているのか
- 3. 典型的な手口・セールストーク5選
- 4. データで見る相談件数の推移(表)
- 5. 被害に遭いやすい人の特徴
- 6. 悪質業者と優良業者の違い(比較表)
- 7. 業者が訪ねてきたときのその場の対処法
- 8. 契約してしまった場合―クーリング・オフの方法
- 9. 信頼できる業者の選び方
- 10. 熊本県内で相談できる窓口
- 11. よくある質問(FAQ)
- 12. まとめ
1. 屋根点検商法とは何か?
屋根点検商法とは、アポイントなしで自宅を訪問し、あたかも善意の点検であるかのように装って屋根に上がり、実際には損傷していない部分をわざと壊したり、大げさな表現で不安をあおったりして、不必要な高額工事の契約を迫る悪質商法です。
国民生活センターや警察庁でも「点検商法」として繰り返し注意喚起が行われている、代表的な訪問販売トラブルのひとつです。
屋根は住んでいる本人からは直接確認しづらい場所にあるため、「屋根が浮いている」「瓦がずれている」と言われると不安になり、そのまま信じてしまう方が少なくありません。この心理的な弱みにつけ込むのが、点検商法の本質です。

2. なぜ熊本で屋根点検商法が増えているのか?
熊本県内で屋根点検商法の相談が増えている背景には、いくつかの地域特性が関係していると考えられます。
- 熊本地震・台風被害の記憶:熊本地震以降、屋根の耐震性や台風被害に対する住民の不安意識が高く、業者の「危険」という言葉に反応しやすい土壌があります。
- 築年数の古い住宅が多いエリアの存在:郊外や旧市街地には築30年以上の住宅も多く、悪質業者が狙いやすいターゲットとなっています。
- 高齢者のひとり暮らし世帯の増加:熊本県内でも高齢化が進み、判断や交渉の場で不利になりやすい高齢者世帯が点検商法のターゲットとされやすい状況があります。
- 実際の相談事例の増加:熊本市内でも「急に来た業者に屋根が割れていると言われた」「断ってもしつこく居座られた」といった相談が寄せられており、地元の消費生活センターや工務店にも問い合わせが増えています。
3. 典型的な手口・セールストーク5選
点検商法の業者は、決まったパターンのセールストークを使うことが多く、事前に知っておくだけで被害を防ぎやすくなります。
- 「近くで工事をしていたら、お宅の屋根が見えた」:偶然を装って訪問のきっかけを作る常套句です。
- 「今すぐ直さないと雨漏りする・近所に迷惑がかかる」:時間的な焦りを与えて冷静な判断をさせないための脅し文句です。
- 「今日契約してくれれば特別価格にします」:即決を迫ることで、家族や第三者に相談する時間を与えません。
- 写真を見せて不安をあおる:業者自身が屋根に上がった際にわざと傷つけ、その写真を「証拠」として提示するケースが報告されています。
- 会社名や許可番号をはっきり名乗らない:名刺を渡さない、連絡先が携帯電話のみ、といった不透明な対応も特徴です。

4. データで見る相談件数の推移(表)
国民生活センターが公表している全国消費生活情報ネットワーク(PIO-NET)のデータによると、屋根工事の点検商法に関する相談件数はここ数年で大幅に増加しています。
| 年度 | 相談件数 | 点検商法全体に占める屋根工事の割合 |
|---|---|---|
| 2018年度 | 923件 | 16.2% |
| 2019年度 | 1,157件 | 20.1% |
| 2020年度 | 1,824件 | 26.0% |
| 2021年度 | 2,352件 | 31.6% |
| 2022年度 | 2,885件 | 35.4% |
| 2023年度(8月末時点) | 1,346件 | 35.9% |
出典:独立行政法人 国民生活センター公表資料をもとに作成
このデータからもわかる通り、2022年度の相談件数は2018年度の約3倍に達しており、契約当事者の8割以上を60歳以上の高齢者が占めていることも公表されています。
まさに「誰にでも起こりうる身近なトラブル」として、熊本県内でも警戒が必要です。
5. 被害に遭いやすい人の特徴
特に次のような条件に当てはまる方は、点検商法のターゲットにされやすい傾向があります。
- 60代以上で、ひとり暮らしまたは高齢者のみの世帯
- 築30年以上の戸建て住宅にお住まいの方
- 日中、家に一人でいる時間が長い方
- 屋根や外壁の状態について詳しい知識がない方
- 過去に訪問販売の勧誘を断りきれなかった経験がある方

ご自身だけでなく、離れて暮らすご両親や祖父母が該当する場合は、事前に「屋根の点検商法」について話しておくことが有効な予防策になります。
6. 悪質業者と優良業者の違いは?(比較表)
訪問してきた業者が信頼できるかどうかは、以下のようなポイントで見極めることができます。
| チェック項目 | 悪質業者(点検商法)の特徴 | 優良業者の特徴 |
|---|---|---|
| 訪問の仕方 | アポなしで突然訪問する | 事前に電話やチラシで案内する |
| 名刺・会社情報 | 名乗らない、名刺を渡さない | 会社名・所在地・許可番号を明示する |
| 建設業許可 | 許可番号が確認できない | 建設業許可・資格を保有している |
| 点検方法 | 強引に屋根へ上がろうとする | ドローンや高所カメラで安全に点検 |
| 説明の仕方 | 専門用語で不安をあおるだけ | 写真や図で状態をわかりやすく説明 |
| 見積書 | 「一式」表記で内訳が不明瞭 | 数量・単価まで明記された見積書 |
| 契約の迫り方 | その場での即決を強要する | 検討時間を十分に与える |
| クーリング・オフ | 説明がない、または妨害する | 書面で丁寧に説明してくれる |

7. 業者が訪ねてきたときのその場の対処法
実際に「点検商法かもしれない」と感じる業者が訪ねてきた場合は、次の対応を心がけましょう。
- 敷地内に入れない・屋根に上げない:依頼していない点検はきっぱりと断りましょう。
- その場で契約書にサインしない:「今日契約すれば安くなる」は典型的な誘い文句です。焦らず持ち帰って検討しましょう。
- 家族や信頼できる第三者に相談する:一人で判断せず、必ず誰かに相談してから結論を出しましょう。
- 会社名・車のナンバー・服装などを記録する:万が一のトラブルに備え、可能な範囲で記録しておくと安心です。
- 不安なときはためらわず消費生活センターに電話する:「消費者ホットライン188(いやや!)」に電話すれば、最寄りの窓口に案内してもらえます。
8. 契約してしまった場合―クーリング・オフの方法
「その場の勢いで契約してしまった」という場合でも、慌てる必要はありません。
訪問販売による契約は、特定商取引法に基づき、契約書面を受け取った日から8日以内であれば無条件でクーリング・オフ(契約解除)が可能です。
- クーリング・オフは口頭ではなく、必ず書面(はがき等)または電子メールで通知する
- 書面のコピーを保管し、特定記録郵便や簡易書留など記録が残る方法で送付する
- クレジット契約をしている場合は、信販会社にも同時に通知する
- 8日を過ぎてしまった場合や不安な場合は、すぐに消費生活センターへ相談する
なお、業者が事実と異なる説明(不実告知)をして契約させた場合は、8日を過ぎていても契約を取り消せる可能性があります。あきらめずに専門機関へ相談することが大切です。
9. 信頼できる業者の選び方
屋根の点検や修理そのものが不要というわけではありません。大切なのは、信頼できる業者を自分から選ぶという姿勢です。
- 地域で長年営業しており、実店舗・所在地が明確な業者を選ぶ
- 建設業許可や関連資格(外装劣化診断士など)の有無を確認する
- 複数の業者から相見積もりを取り、金額や説明内容を比較する
- ドローンや高所カメラなど、屋根に上らない点検方法に対応しているか確認する
- 工事内容・使用する部材・数量まで明記した見積書を提示してくれるか確認する

10. 熊本県内で相談できる窓口
不審な訪問や契約トラブルに巻き込まれた場合は、一人で悩まず、以下のような公的な窓口へ相談しましょう。
- 消費者ホットライン:局番なしの「188(いやや!)」で最寄りの消費生活センターにつながります。
- 熊本県・熊本市の消費生活センター:契約トラブル全般について無料で相談できます。
- 住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル):リフォーム工事に関する専門的な相談に対応しています。
- 最寄りの警察署・警察相談専用電話「#9110」:悪質な勧誘や脅迫的な言動があった場合はこちらへ。
11. よくある質問(FAQ)
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Q1. 無料点検と言われたら、断ってもいいのですか?
A. はい、問題ありません。依頼していない点検は断る権利があります。しつこく食い下がられる場合は、はっきりと「必要ありません」と伝え、家の中に入れないようにしましょう。
Q2. 屋根に上って撮った写真を見せられたら信じるべきですか?
A. 業者自身が撮影した写真だけを根拠に契約する必要はありません。別の信頼できる業者に改めて点検を依頼し、セカンドオピニオンを取ることをおすすめします。
Q3. すでに契約してしまいましたが、まだ間に合いますか?
A. 契約書面受領日から8日以内であればクーリング・オフが可能です。日数が経過していても、事実と異なる説明を受けていた場合は取り消せることがあるため、早めに消費生活センターへ相談してください。
Q4. 熊本県内で特に注意すべき地域はありますか?
A. 特定の地域に限らず、熊本県内全域で相談が寄せられています。特に高齢者のみの世帯や築年数の古い住宅は狙われやすいため、地域を問わず注意が必要です。
12. まとめ

屋根点検商法は、全国的に相談件数が増加している身近な訪問販売トラブルであり、熊本県内でも例外ではありません。
「近くで工事をしていたら屋根が見えた」「今すぐ直さないと危険」といった常套句を知っておくだけで、被害を防げる可能性は大きく高まります。
もし不審な業者が訪ねてきたら、その場で契約せず、家族や消費生活センターに相談することを徹底しましょう。
そして、屋根のメンテナンスが必要な際は、地域に根ざした信頼できる業者を自分の目で選ぶことが、何よりの予防策です。


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